Testosterone著 筋トレが最強のソリューションである~筋肉が人生を変える科学的な理由~第六章

2019年08月02日

前回の続きです。

今日はドラクエ・ユアストーリーが公開されていろいろと話題になっていますね。


第六章  長生きしたけりゃ筋トレをしなさい

筋トレ⇒生活習慣病の予防⇒医療費削減 筋トレ⇒健康寿命が延びる⇒介護需要が減る 筋トレ⇒セクシーな男、プリケツ女性増加⇒恋愛市場活性化⇒結婚⇒子ども♡ 筋トレ⇒テストステロン値UP⇒やる気活力の向上⇒生産性の向上

睡眠を削る=命を削るぐらいの認識でいた方がいい。自律神経やホルモンバランス、免疫力など全てが崩れる。寝ましょう。

「やってらんねーよ」って時はヤケ筋トレを推奨します。ヤケ酒ヤケ食いヤケ筋トレ。

筋トレは生活習慣病やうつ病になるリスクを確実に減らす。ガンになってから保険入らんだろ?レッツスタート筋トレnow!


testosterone×久保孝史 筋トレをしている人の方が死亡リスクが低い


ーー筋トレと健康の関係について教えてください。

 まず、大前提として「筋トレが全体として健康にポジティブな影響を与える」ということについては研究の世界でも概ね異論がありません。ですので、何故なのか?という研究がたくさん行われています。例えば、高強度(高重量)の筋トレをすると、骨密度が増加するという現象がありますが、これはストラクチュラルエクササイズ(特に頭から脚にかけて重量を感じるようなもの:スクワット、ショルダープレスなど)をすることによって、骨に刺激が入り、骨の形成を促すというメカニズムによるものとされています。

 筋トレが医療費削減、介護問題、労働人口の増加、消費の増加と日本が抱える深刻な問題を一挙に解決できるというのは冗談ではない。予算内で行える国策で義務筋トレ以上のものが思いつかない。筋トレが国策となり、筋トレが日本を救う日は近いぞ。一億総筋トレ時代だ。

ーーなるほど!testosteroneさんのおっしゃるように、病院に行く必要性が出てくる前から筋トレを習慣化し、予防医学的な意味合いでの筋トレが国民に広まれば日本にとっては大きなプラスですよね。

 週2回以上筋トレしている人はそうでない人よりもガンに関連する死亡率が約30%低いことが明らかになっています。ここで驚きなのは、有酸素運動単体の場合にはガン関連の死亡率は低下しなかったということです。ガン以外も含めた死亡率についても関連性が出ていて、筋トレをしている人たちは若年死する確率が23%低下したそうです。

ーー簡単に言うとジョギングだけをやっている人より、筋トレをしている人の方がガンで死ぬ確率は低くなるということですね。

 アスリートだけが筋トレする。という時代はもうすぐ終わる。それぞれが必要とする強度でやればいい。予防医学や健康管理としても”筋トレ”が日本でもっと認知されれば嬉しいな。

 WHO(世界保健機関)の筋トレ指針によると、18-64歳の場合、中強度の身体活動を週に150分以上、高強度であれば75分以上を推奨しています。有酸素運動については、中強度なら300分、高強度であれば150分以上行うことを勧めていますね。

ーージョギングやマラソンだと週に5時間もやらないといけないんですね!結構ガッツリやらせようとしてきますね…それに比べ、高強度の筋トレなら75分でいいんですね。中強度の有酸素と比べても2分の1で済みます。忙しいビジネスパーソンが選ぶのもわかりますね。

 そうなんですよ。筋トレは超効率的なんですよ。スーパービジネスエリートの僕なんか1分1分がとても貴重で運動する時間が捻出できないからね。ちなみにそんなビジネスエリートの僕の週の筋トレ時間は800分です!

ーー結局軽い有酸素の3倍の時間使ってるじゃないですか(笑)。

 死亡率についての調査はいろいろなものがあって、BMIに関するものも多数あります。BMIは肥満度を測るためのものですが、体脂肪率を考慮していないので、筋トレ界隈では評判がよくありません。体脂肪率5%のマッチョでも体重が重いと「肥満体型」になってしまうからです。ただ、BMIもなかなかバカにできなくて、BMIが5上がるごとに死亡率が約10%上昇してしまうことがわかる論文もあります。

 私はBMIには反対です。個人的な理由ではなく、確固たる理由があります。聞いてください。5~6年前でしょうか。会社の健康診断でBMIの数値から”肥満”と判定されたんです。「肥満なので生活習慣病にお気を付けくださいね」と女医さんに言われました。女医さんが超タイプだったので、カッコつけたい欲が出てしまい「肥満ではありません!筋肉です!嘘じゃありません!」とつい強めに主張してしまい苦笑いされながら冷たい視線を向けられました。BMIは許しません。

 個人的な理由以外の何物でもないじゃないですか。

 うるさい!

ーー……(笑)。話が脱線してるので元に戻しますね。将来の健康リスクのためにきちんとした食事をとったり、規則正しい生活を送ったりするのはなかなか難しいですが筋肉のためと考えたらできそうな気がしてきました!

 一つ留意してほしいこともあります。筋トレの恩恵を十分に受けるには正しい知識と環境が必要です。

 全人類が正しい筋トレの知識を理解し、手軽に筋トレに取り組める環境を整えることは俺の人生の究極の目標だ。超安価でアクセスもしやすい筋トレインフラを近い将来絶対に整えて見せる。日本政府さん、スポーツ庁さん、やりましょう。

 最後になりますが、筋力と死亡率や生活習慣病の関連を調べた研究の多くは、簡単に調査できる握力を「筋力」と定義しています。ちなみに握力は全身の筋力とも相関があることが多くの研究で知られています。


ここまで読んでいただきありがとうございます。

頼もしいですねー、testosteroneさん。楽しみにしています。中学校の教科書に筋トレが載る時代が来そうな気がします。

ではまた次回。

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